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ぎりぎりぜいたく

日々ギリギリ!でも負けないで必死に、それでいてそれを楽しみながら生きている男の、食べ物とゲームの文です。

素朴の魅了

家でモンハンやってます。


ワールドは神ゲーですね!



オンラインの野良でぼちぼちやってるんですが、
いろんなひとがきます。
僕のまわりにいるのは、ムードメーカーみたいな、明るくて楽しいひとばかりです。
彼らに負けじと面白い冗談でもいえればいいんですけど、
無口で狩ってます😭


なかには初心者のひともいます。
一時期とてもはやった「XXハンター」みたいな、
意識高い系なひともいますが、こういうひとはどうでもいいとして、いったいどうすればいいんですか? とたずねてくるひともちらほらいます。
めちゃくちゃ丁寧に教えます。
そうしながら、昔の僕と考えかたが変わったな、と実感するのでした。


ゲームは遊びでやるものじゃない!
格闘ゲームをしていたころは、そうおもってました。
こちとら勝つか負けるかの戦いをやっているのに、なにをチンタラプレイしてるんだ、やるんだったら真剣にやれ! とまあ、こじらせていたわけですね。
あとはゲームが生き甲斐になってたところもあります。とにかくゲームがすべてでした。
初心者がやってると、許せなくて、ボコッたことも😅
クラッシャーゲーマーだったわけです。
それでゲームの世界、というよりも、自分のゲームの美学、ヘタは生きる価値無しというのを守っていたのです。


あるとき、ゲーム仲間が一人の女の子を連れてきました。その子は当時出たての三国志大戦をプレイしていて、
格闘ゲームにも興味があるので教えてほしいとのこと。
べつに僕じゃなくても、とおもったんですが、
まあまあそういわずに、というわけで、
相手をすることに。
僕がストリートファイターⅢを選んだところに、
相当なこじらせっぷりが感じられるかとおもいます。
このゲームは玄人向けです。


音楽もいい曲ばかりなので是非!



当然その子はシステムもなーんにもわかってない
ので、僕は赤子の手を捻るがごとく楽勝したのでした。
勝って清清しい僕は、向かいの台にいるその子のもとへいきました。
僕としてはゲームの厳しさを教えてあげた
つもりでした。
くそ偉そうな僕は、きっとうちひしがれているだろうな、と期待してたわけです。
でもその子は、うちひしがれているどころか、
キャッキャッと笑っていたんです。
「すっごい面白かった」とその子はいいます。
GPさんの動きがすごい! とさらに誉められてしまいました。



なぜ負けて楽しそうにできるんだろう。
勝つことが楽しいんじゃないのか?
当時はわかりませんでしたね。
ゲームは結果だとおもいこんでいたからこそ、
プレイ自体の面白みを忘れていたのです。


レバーや十字キーを倒してキャラを動かし、
ボタンを押してジャンプしたり攻撃する。
ゲームのひとつの面白さは、素朴なところにもあります。その子はそこを面白がっていたんです。ストⅢともなれば、キャラの動きは多彩で自由度は高いです。
僕はそんなの当然としかおもえず、
勝つことばかりにこだわってましたね。


それからは初心者に優しく、というか、
なんでこのゲームは面白いのか、を考えるように
なりました。もちろんクソみたいなクラッシャー行為はそれ以降してませんはい☺️


勝つっていうのは、ゲームの面白さとは
まるで関係ないことです。ただ多少うまくなったからできることで、そのゲームがつまらなくても
勝つことができるでしょう。
でもゲームは面白くないといけません。
それがわからないで、なにが生き甲斐なんでしょう?


相手を魅了するだけのプレイをせず、
ただ厳しさだけを叩き込むのは、どこかの
ダメ上司とおんなじです。
仕事もゲームも、楽しくないと続きません。
「GPさんもっと気楽に👍」
とまあ、ほんとはそうしたいんですけどね! 難しく考えるのは癖になって取れません😢